LINEで相談
塾・サービスの選び方

大学受験の塾代はいくら?——月謝ではなく、「1年間でいくら払うか」で比べてください

大学受験の塾代は月謝ではなく年間の総額で比べる

月謝は、予算内だった。
なのに、1年で払った額は想像の倍。

塾代は、月謝だけを見て比べると見誤ります。入会金・講習費・教材費・追加の授業料まで入れた「年間の総額」で比べる方法と、契約前に確認したい質問をまとめました。

大学受験の塾を探していると、どこも「月額○円〜」と書いてあります。でも、実際に1年通ったあとに振り返ると、月謝以外の費用の方が大きかったという話は珍しくありません。

特に高3は、夏期講習・冬期講習・直前講習と、季節ごとに追加の費用がかかる時期です。月謝だけで比べて選ぶと、あとから予算が合わなくなります。

この記事では、大学受験の塾代を年間の総額で比べる方法と、見落としやすい費用、契約前に確認したい7つの質問を整理します。どこかの塾をすすめるための記事ではなく、比べる時の物差しとして使ってください。

きょうやる受験塾の塾長

この記事を書いた人|きょうやる受験塾 塾長

石川県出身。地方から塾なしで東大文一に合格。開講前の個別指導で数十人を担当(東京大学 文科二類・早稲田大学・法政大学 など)。

塾代は「月謝」だけではない:7つの費用

大学受験の塾でかかる費用は、だいたい次の7つに分けられます。塾によって、どれが月謝に含まれていて、どれが別料金かが違います。

費用見落としやすいポイント
① 入会金数万円かかることが多い。キャンペーンで無料になる時期もある
② 月謝(授業料・指導料)「〜」の最低価格は、面談や授業の回数が一番少ないコースのことが多い
③ 季節講習費夏期・冬期・直前講習。高3は特に大きくなりやすく、実質的に必須の場合もある
④ 教材費塾専用テキストの購入が必要か、市販の参考書でよいか
⑤ 模試代塾内模試の受験が必須か、外部模試の費用は自己負担か
⑥ 施設費・システム利用料月謝とは別に毎月・毎学期かかることがある
⑦ 追加の授業料学習管理型でも、授業(個別指導)は別料金のことがある。苦手科目を教えてもらうたびに増える

比べる時は、この7つを同じ表に並べて、1年分を足すことが大切です。月謝が安くても、③や⑦で大きく増えることがあります。

学習管理型サービスの価格帯

授業ではなく、計画づくりと毎日の進み具合の確認を中心にする「学習管理型」「学習コーチング型」のサービスは、高校生の場合、月4万〜12万円程度が目安です(当塾調べ・各社公式サイトの公表価格、2026年9月時点)。

同じ「学習管理」でも、価格の差は関わる頻度から生まれています。たとえば、ある学習管理塾の公式サイトでは、週1回の面談が中心のコースが月47,190円、毎日の進み具合まで確認するコースが月119,900円、これとは別に入会金55,000円、授業を追加すると1時間4,950〜6,930円と掲載されています(2026年9月時点)。

つまり、「毎日見てもらう」「わからない単元を教えてもらう」まで求めると、月10万円前後になることも珍しくありません。主要サービスの比較は「学習コーチング・学習管理塾の選び方」の比較表にまとめています。

年間の総額で比べる計算のしかた

比べる時は、次の式で1年分の総額を出してみてください。

年間の総額

入会金 + 月謝 × 12か月 + 季節講習費(夏・冬・直前) + 教材費 + 必須の模試代 + 施設費 + 追加の授業料(使いそうな回数 × 単価)

このとき、月謝は「実際に必要なコース」の価格で計算します。「最低価格のコースで足りるか」を先に考え、足りないなら上のコースで計算してください。追加の授業も、苦手科目がある場合は「月に何回くらい使いそうか」を見込んでおくと、あとで予算が崩れません。

参考までに、当塾の場合は次のとおりです。

項目きょうやる受験塾(高校生)
入会金なし
月謝Lite 22,000円/Standard 38,500円(税込)
季節講習費なし
教材費塾専用教材の購入は不要(市販の参考書を使い、必要な人にだけ推薦)
追加の授業料Standardは、チャットの回答で足りない単元をZoomで直接指導(別料金なし)
契約1か月単位。解約は翌月分から

※外部模試の受験料などは、各模試の実費がかかります。

安さより先に見るべきこと:費用の中身

塾代は安いほどいい、とは限りません。大事なのは、払った費用で何をしてもらえるかです。次の3つは、価格以上に成績を左右します。

  • 計画が志望校から逆算されているか:配点と出題傾向を見ない計画は、どれだけ安くても時間を無駄にします。
  • 遅れた時に、すぐ直してもらえるか:週1回しか見てもらえないと、遅れは最大1週間放置されます。
  • わからない単元を、教えてもらえるか:回答だけで終わると、苦手な単元はそのまま残ります。

安いコースで足りない分を、あとから追加の授業や講習で埋めると、結局高くつくことがあります。逆に、必要以上に手厚いコースを選ぶのももったいない。自分(お子さん)に必要な関わり方を決めてから、価格を比べてください。

契約前に確認したい7つの質問

無料面談や説明会で、そのまま聞いてください。答えがはっきりしているほど、あとから費用が増えにくい塾です。

  1. 入会金はいくらですか? キャンペーンなどで変わりますか?
  2. 夏期・冬期・直前講習は、受講が必須ですか? 去年の高3はいくらくらいでしたか?
  3. 塾専用の教材を買う必要はありますか? 市販の参考書でもいいですか?
  4. 塾内模試の受験は必須ですか? 費用は月謝に含まれますか?
  5. 月謝のほかに、毎月・毎学期かかる費用はありますか?
  6. わからない単元を教えてもらう時、追加料金はかかりますか?
  7. 途中でやめる時は、いつまでに連絡すれば、いつから費用が止まりますか?

よくある質問

高3の1年間で、塾代は全部でいくらくらいかかりますか?

塾の形やコース、講習をどれだけ取るかで大きく変わるため、一つの金額では言えません。上の計算式で、検討している塾ごとに1年分の総額を出して比べるのが確実です。特に季節講習は、事前に去年の実績額を聞いておくと予算が立てやすくなります。

オンライン塾は、通塾より安いですか?

校舎の費用がかからない分、月謝が抑えられていることはあります。ただ、オンラインでも入会金や追加の授業料がかかるサービスはあるので、同じように7つの費用で比べてください。

塾代をおさえるコツはありますか?

「必要な関わり方」を先に決めて、それ以上のコースを選ばないことです。また、塾専用教材ではなく市販の参考書で進められるか、講習が任意かどうかも、総額に大きく影響します。

まとめ

  • 塾代は、入会金・月謝・講習費・教材費・模試代・施設費・追加の授業料の7つで考える
  • 比べる時は、月謝ではなく1年間の総額で比べる
  • 学習管理型は月4万〜12万円程度が目安。差は関わる頻度から生まれる
  • 安さより先に、払った費用で何をしてもらえるかを確認する

費用の比べ方がわかれば、塾選びはずっと落ち着いてできます。まずは、自分(お子さん)に必要な関わり方をはっきりさせるところから始めてください。

必要な関わり方を、
まず無料ではっきりさせませんか。

東大卒の塾長が、志望校の配点・出題傾向と今の成績から、必要な対策と今やるべきこと・やらなくてよいことを1枚の分析シートにまとめます。他の塾と比べる時の判断材料にもお使いください。

LINE無料で志望校診断を受ける

LINEで「志望校×現在地 あなただけの志望校診断」が届きます
分析シートは当日お届け|個別の営業連絡はしません

きょうやる受験塾のサポート内容を見る →

あわせて読みたい